ジャニーズWESTと8周年目を過ごして
(*・◎・)ノどうも。
書こう、書こうと思って下書きにためていたところ、気づいたらアルバム*1発売日になってました。
実は私、7年前に記事を書いており、気づけば自グループもそのジンクスの年を迎えていました。
あれだけ他グループはあーだこーだと書いてきましたが、果たしてジャニーズWESTはどうなのか?今回発売されたアルバムの売上数字も見ながら振り返り、10周年を迎えるにあたっての課題も書いておこうと思います。
数字で見てみる。
まずは、数字で振り返ってみました。
嵐と今現在ドームツアー常連の関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2をピックアップし、8周年目当時の先輩方と比較しました*2。
結果、レギュラー番組は1番多くありました。これに加え、8周年目の時点でWESTはロックフェス出演。YouTube、TikTokと当時の先輩方にはないコンテンツも一生懸命頑張っており、ジャニヲタのみならず、一般の人たちにも目に触れる機会が多くなってきているのかなと感じました。
映画本数は去年は0本でしたが、8周年目時点で見るとWESTと変わらないグループもあり、最初はそこまで気にしなくてよいかと思いました*3。
現代の数字で見てみる。
ただし、ここから現在で比較していきます。
まずは気になった映画本数ですが、後輩グループと比較すると驚きました。
他グループは既にWESTと同じ6本以上は出演しています。King & Princeは平野くんと永瀬くん2人で主演映画を7本やっていますし、なにわ男子も去年だけで5本映画に出演しています。
また、各グループのYouTubeアカウント*4を見てみるとここにも驚きがありました。
どのグループも1番再生されている動画はMVですが、WESTだけメンバーで行った旅行動画。再生数も1000万回以下です。一応、以前MVを公開していたジェイストームのアカウントも見てきましたが、こちらで1番再生されている動画が1年前に公開された『サムシング・ニュー』で971万回。ここでも1000万回以下です。
思ったこと。
映画出演本数、YouTubeの再生回数を見て、WEST以外のグループはジャニヲタの層が厚いのではと推測しました。
まず映画ですが、ジャニーズが出演する映画というのは一長一短だと思っています。ジャニーズ映画は公開前から大勢のファンが見に来てくれることが保証されています。大体のファンは2回以上見る人が多いでしょう。結果、何本も映画に出演できるのは本人の実力ももちろんですが、興行収入という数字で見せてくれるジャニヲタのおかけではと思っています。
YouTubeの動画再生回数も同様です。ビルボードの内訳にはYouTubeの再生回数も含まれています。よく、シングルやアルバムの発売日が近くなると、該当曲を見るよう促すツイートをTwitterで見かけます。それだけファンにとってはYouTubeの再生回数も重要なのです。ですので、MVの再生回数が1番多いのはジャニヲタが多いからだと思いました。
では、ジャニーズWESTは?
以上の点から、8周年目のジャニーズWESTはまさに『ジャニヲタ以外のファン層とたくさん触れ合ってきた』のではないのかと考察しました。ドラマや映画で広めてきた先輩方とは違うものの、バラエティ番組やロックフェス、YouTubeといった別角度からのアプローチでジャニーズに触れてこなかった人たちとの接点を結び付けてきたのではないのかと思いました。
おまけ:9枚目アルバム『POWER』の初週売上
オリコンのデイリーアルバムランキングより、前回発売のアルバム『Mixed Juice』と比べた結果、フラゲ日は前回よりも約4万枚アップ、それ以降の売上はマイナスの日がほとんどでした。累積推定売上枚数はこのフラゲ日の枚数のお陰でプラスにはなっています。この点から見ると、1年でファンになっていただけた方々が若干増えたのかなと思います。
ただし、今回のアルバムは全曲聞きたい場合は4形態買う必要がありました。今までも4形態発売されたアルバム*5はありますが、こちらはグッズだけがおまけだったので、買わなくても良かったです。昨年発売シングル『星の雨』以降、4形態購入が必須となっており、1人が負担するCDの枚数が増えています*6。ですので、一見ファンが増えたようにも見えますが、もしかすると増えていない可能性もありますので、まだまだ純粋に喜べないのが現実です。
これからの課題①
正直言って、今以上に人気が出るのか、このまま数字が強い後輩たちに圧倒されていくのかは工夫次第だと思います。上記で述べた通り、後輩グループはジャニヲタの層が厚いと見て取れます。ですが逆を言うと、コアなファンが多いわけで、ジャニーズWESTの方がまだライト層へのアプローチできる窓口が多いです。
本当にあとは事務所(&レーベル)の戦略とジャス民*7の努力、及びそれを着火させるためのジャニーズWESTの企画力。+αで予測不可能なバズり方。事務所、ファン、メンバー3点が互いにもちつもたれつ良い作品、売り上げ結果に結びついたとき、他グループとは違った新しいジャニーズの人気グループになると思いました。
新しいファンをいかに定着させていくのか。既存ファンをいかに見続けてもらえるよう発信していくのか。大きな課題はこの2点でしょう。去年開催されたドームツアー*8のパンフレットを読んでいて、しげ*9以外のメンバーは次もドーム公演ができることが当たり前だと思っている節があるのではと感じました。落選率も高い後輩グループのアリーナツアーの様子を見ていると、こちらの方が早くドームやスタジアムをやらせた方が良いのではと思っています。これからもドーム公演をやりたいのであれば、他グループが認めるほどのドーム公演をやるだけの価値のある集客力を出していくことが必要です。
課題②
加えて気にしているのは『ジャニーズWESTというグループの色』です。正直、私も応援し始めた当時からいろいろ考えてきましたが、結果として『色をつけないのも正しいのでは』と考えました。カッコイイ曲からトンチキソングまで、歌もできる。ダンスもできる。MCもバラエティも何をとっても平均点以上取れる。だからこそ、『なんでもできる』が正解なのではと。ですが、『証拠*10』で爆発した結果は今も残り、今でも『応援』という形でバンド曲を積極的に取り入れたり、ツアーでは必ずバンドコーナー*11があります。恐らく、今年のアリーナツアー*12もあるでしょう。
ですが、これって先輩の関ジャニ∞とだだ被りしていると思います。なんなら、後輩のAぇグループとも。彼らの方がコテコテの関西色強めだし、全員楽器が弾けます。関ジャニ∞、Aぇグループには無くて、ジャニーズWESTにはあるもの。今のコンセプトでこれを説明するのは数学の証明を解くよりも難しいです。今でも解けていません。
彼らはこれからも今が正しいと思って突き進むでしょう。ただし、メンバーもバンド曲を積極的に取り入れたいのであれば、『関ジャニ∞、Aぇグループには無くて、ジャニーズWESTにはあるもの。』この差別化を導き出してほしいなと思っています。
最後に
2023年も3ヵ月経ち、ジャニーズWESTももうすぐCDデビュー9周年を迎えます。現時点でドラマ2本*13、映画1本、ラジオ1本*14が発表されており、順調な滑り出しをしています。今年もロックフェスに参加できるのか?ドーム公演はできるのか?未発表な予定で溢れていますが、まずは10周年に向けて、先輩、後輩グループに負けないような個性的なグループにまた一つ成長できるたらいいなぁと思っています。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
*1:9枚目アルバム『POWER』
*2:参考:Johnny's netの各グループBiography+退所者はwikipediaより。ドラマはスペシャル番組も含む。
*3:重岡大毅主演で今年の9月に映画『禁じられた遊び』が公開が決まりました。
ホラー映画なので、これも映画ファンを取り込めれば良いなぁと思っています。
*4:2022年2月20月時点
*5:6枚目アルバム『W trouble』、7枚目アルバム『rainboW』
*6:実は『星の雨』は販売方法がエグかったです。
初回A、B、通常版それぞれにシリアルナンバーが入っているのですが、3枚1口で限定配信が視聴可能。1枚1口でMETROCKでメンバーが着たTシャツ(777名様限定)の応募可能でした。ちなみに、この配信で使用するシリアルナンバーとTシャツプレゼントで使用するシリアルナンバーの重複は禁止です。ですので、全部同じCDを最低でも1枚買わないとコンプリートするのが難しく、Tシャツも当選者が少ないので、結果として大量にCDを購入した人も多かったのではないのかなと想像しています。
*8:ジャニーズWEST 1st DOME TOUR 2022 TO BE KANSAI COLOR -翔べ関西から-
*10:ジャニーズWEST14枚目シングル
*11:生バンドを交えてバンド曲中心でまとめたコーナー
*12:ジャニーズWEST LIVE TOUR 2023 POWER
2023年3月18日からスタート
*13:重岡大毅出演 日本テレビ 『それってパクリじゃないですか?』
桐山照史主演 テレビ東京『ゲキカラドウ2』
*14:桐山照史、中間淳太 文化放送
元々『レコメン(木曜日)』としてオテンキのりさんと21時から3時間生放送をしていたが、4月から24時台のみ出演に変更。詳細関しては現在未発表。